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幼児期の子どもにとって大切なことは「遊び」です。
いっぱい「遊ぶ」ことのできる子どもに育てることが大きな課題といえます。
遊びをとおして幼児期の子どもたちは人間関係をひろげ、
精神的にも知的にも大きく成長していきます。
大谷幼稚園では、子どもの遊びを大事に考えて、
年齢に応じた遊びの環境を設定しております。
幼稚園は、子どもにとって生きるうえでの一番大切なことを
遊びによって学んでいくところです。真宗保育
大谷幼稚園では、浄土真宗を開かれた親鸞聖人の教えを基本とした真宗保育を行っております。
真宗保育とは、生きとし生きる全てのものに等しく障りのない、自由で平等な「いのち」を見い出していくことです。
3歳〜5歳の幼児期は、人間の一生の中で、一番大切な時期です。子どもが現実の世の中で人間らしく生きぬいていく力を遊びによって育てられるからです。
一人ひとりの子どもをみつめ、遊びをとおして、のびのびと個性豊かに育てていくなかで、共に生き共に育ちあう保育を実践していきます。いのちの保育・人権保育
「いのち」の尊さは、言葉や知識としてわかっていても、なぜ尊いかはわからないのが現状です。思春期の子ども社会で多発する「いじめ」や、子どもの自死を選ぶ状況は、私たちにも無関係ではありません。この子どもたちの幼児期の遊びや人間関係はどのようになっていたか、今、私たち大人が問われることです。大谷幼稚園では、「いのちの保育」「自分を認め、他人を認める保育」を基本として遊びを中心とした教育・保育を実践していきます。
統合保育
障がいのある子どもたちも、そうでない子どもたちも共に生活することは一人ひとりの子どもの発達のうえで、きわめて大切なことです。人としての思いやりや、やさしさを共に生きるなかから、育んでいきます。
心身に障がいのあるお子さんも、どうぞ幼稚園においでください。表現活動
「自分を認め、他人を認める」保育について、大谷幼稚園では絵画表現・身体表現活動として取り組んでいます。子ども一人ひとりが内面から発する表現をいつでも認めていく活動です。
遊びの大切さ
幼稚園での教育・保育は、遊びを中心としています。遊びとは、幼児期の子どもたちにとって、生活であり、学びであり、身体と心を丈夫にするものであり、不思議の発見をするものです。子どもは、「遊び」の中でしか育っていきません。子どもたちは、「遊ぶこと」を通して、自分自身や自分の周りのいろいろなことに気付き、人生を生き抜くために必要なことを学んでいきます。大谷幼稚園では、子どもたち一人ひとりの育ちに目を向け、目の前のその子どもが今、何を学ぼうとしているのかを見極め、子どもたちが、主体的に遊ぶための環境つくりをしていきます。
絵本
保育のなかに良い絵本をどんどん取り入れ、正しいことばの感覚を養い、創造性ゆたかで、遊びを創り出すこどもを育てます。